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ピル服用中に生理がずれたのはインフルエンザのせい?

ピルを服用している人は、生理周期が安定していることが多く、いつも決まった周期で生理が来る人が多いようです。
しかし、インフルエンザにかかった後の生理が遅れる、という報告が多く出ており、もしかしてピルとインフルエンザにはなにか影響を及ぼすような関係があるのではないかと思う人が増えているようです。

実際にピルの薬としての効き目と、インフルエンザを発症することには、今のところ関係がないとされています。
では、なぜピルを服用中に、インフルエンザにかかると生理が遅れるという報告が増えているのでしょう。
それは、おそらくインフルエンザウイルスそのものではなく、インフルエンザにかかることによる体のダメージが関係していると考えられます。

生理の周期が狂うことは、ほんのちょっとした出来事が関係していることがあります。
例えば、引越しで住む環境が変わった、結婚して生活リズムが変わった、仕事で大きなストレスがかかる出来事があった、睡眠不足の日が続いている、といったことなどです。
どれも、誰もが経験するような当たり前のような出来事ですが、女性の体はデリケートにできています。
こういった、些細なことで女性ホルモンのバランスが乱れてしまうのです。

女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと、当然生理が遅れるということが起こる可能性があります。
これは、ピルを服用中でも同じことです。
ピルそのものに、生理周期を安定させるような成分はありません。
ピルには、微量の合成女性ホルモンが含まれているだけで、それを服用することで、身体が反応した結果に、生理周期が安定することが多いというだけです。

だから、インフルエンザにかかるという過酷な体験をすることは、女性ホルモンのバランスを乱すことにつながってしまいます。
インフルエンザで高熱が続いたり、症状があることで、普通の生活が送れないことは、とても大きなストレスです。
こういった理由から、ピルを服用中でも生理が遅れることがあるのでしょう。

インフルエンザ治療薬を貰う際ピル服用の申告は必要?

インフルエンザにかかった場合に、ピルを飲んでいると気になることのもうひとつが、インフルエンザ治療薬を飲んでも大丈夫かということだと思います。
薬には、一緒に飲んではいけないものがあるので、きちんと医師に申告する必要があるでしょう。
現在のところ、ピルとインフルエンザ治療薬を一緒に飲んではいけないという指示はありません。

しかし、インフルエンザにかかった時に出される薬は、インフルエンザ治療薬だけではありません。
インフルエンザにまつわる症状に対しての治療も同時に行われます。
その際に、抗生物質が処方されることがあり、いくつかの抗生物質はピルと一緒に飲むことができないものがあります。
そういった理由から、インフルエンザにかかった場合には、ピルを飲んでいることを、きちんと医師に申告しましょう。

また、インフルエンザにかかった時の症状として、吐き気や下痢があります。
ピルを飲んでいる時には、服用後4時間以内に嘔吐してしまうと、ピルの成分も体外に出てしまい、ピルの効き目がなくなってしまうことがあります。
これはピルを飲み忘れていることと同じことになってしまいます。
つまり、避妊効果が下がってしまうということです。

インフルエンザにかかった時には、嘔吐や下痢により、ピルの効果がなくなってしまう可能性があり、そのことも含めて医師に相談したほうがいいでしょう。
どうしても嘔吐することを避けたいのであれば、吐き気止めを処方してもらうこともできますし、嘔吐した場合に備えて多めにピルをもらっておくという準備も必要になります。
そういった理由から、ピルとインフルエンザ治療薬とは直接の関係がなくても、ピルを飲んでいることは、しっかりと医師に申告しましょう。